お母さんと赤ちゃんに安心・安全な出産を!
小さくてスマートなモバイル型CTG
モバイル"分娩監視装置 iCTG"は特定保守管理医療機器(クラス2)です。
iCTGを装着したままトイレや食堂へ移動でき、ナースコールの呼出回数が減少。
ハイリスクでもモバイル分娩監視装置と共に一時帰宅、家族みんなで赤ちゃんの心音が聴けて安心。
配線工事不要、感染症の隔離病棟と産科病棟の双方向で(病棟間)遠隔監視が可能。
亀田総合病院 産婦人科部長代理
末光 徳匡 先生
病床数:MFICU(6)、産科一般病床(14)、産褥病床(10)、LDR(6)
2018年より、遠隔CTGを用いて、胎児発育不全の在宅管理を行っています。当院の広域な医療圏における、患者さまの時間的・経済的負担を軽減しようと始めたものです。高度な胎児発育不全に対して、従来の当院管理では入院管理としていましたが、現在は遠隔CTGを使用して自宅での胎児モニタリングを組み合わせて、外来管理を行っています。
通院だと片道1.5時間、入院だと1-2週、時間的にも経済的にも負担があるかと思いますが、そこを軽減できればと取り組んでおります。コロナ禍でオンライン診療が注目された今を機に、さらに遠隔CTGを活用していきたいと思います。
名瀬徳洲会病院 副院長・産婦人科 部長
小田切 幸平先生
病床数:陣痛室(1)、分娩室(1)、病床(12)
自宅で感染症に罹患している妊婦さんご自身が、iCTGを装着、妊婦さんとの接触を最小限に留めることにより、院内感染を回避しつつ異常の早期発見・対処につなげることができました。医療従事者間の円滑なコミュニケーションにも寄与しています。CTGの場合、グラフの波形を直接見ることができるのは院内のスタッフのみで、当直ではないドクターは院内のスタッフが伝える表現でグラフの波形をイメージしていましたが、iCTG導入後は同じグラフを見ながら情報伝達ができ、院外からでも適切な指示を出すことができるようになりました。離島ならではの活用方法としては、妊婦さんにiCTGを装着したまま、医師が救急車やヘリコプターに同乗し、母体と胎児を同時にモニタリングしながら高次施設に搬送するという利用方法です。計測データはヘリコプター内の振動や騒音の影響を受けません。
国民健康保険 小松市民病院 産婦人科担当部長
岡 康子先生
病床数:病院全体で340床、分娩室2床、陣痛室2床
iCTGはコードレスでどこへでも持ち運びができるので、病気や怪我で他の病棟に入院されている妊婦さんの病室に持っていき装着することで、産婦人科病棟から遠隔監視ができます。胎児の心拍や妊婦さんのお腹の張りを計測中にビデオ通話をし、妊婦さんの表情を確認しながら「元気ですよ」と胎児の様子を報告すると、妊婦さんの顔がほころび私自身も嬉しくなります。緊急搬送時にも活用することで、搬送先の病院にリアルタイムで必要な情報を提供でき、到着後すぐの適切な処置が可能になりました。
TOCOが24時間程度、FHR:6時間程度(消音時、10時間程度)計測が可能です。長時間の計測には、双胎用セットでFHRトランスデューサ2つを交互に充電しながら使用することで、長時間対応可能です。
双胎児にはトランスデューサーを追加でご用意致します。 また、救急搬送時(救急車内等)・在宅妊婦健診時といった遠隔診療等の特殊な場面でも活用されています。
精度においては従来の分娩監視装置と遜色ありません、むしろ心拍計のセンサーに関してはセンサーの数(16個)を多くしているため感度が上がっています。
医療機関の情報システムにおいて、クラウドサービスを利用するために満たすべきセキュリティ要件を示した厚生労働省、経済産業省、総務省の3省3ガイドライン(現在は3省2ガイドライン)に適合したMicrosoft Azureと契約しています。
水洗い、アルコール等での消毒が可能です。
NST・病室・陣痛室・分娩室等での従来の分娩監視装置としての使い方はもちろんのこと、感染症等で隔離され離れた場所からのモニタリングとしても活用されています。感染症の妊婦さんの使用後は、トランスデューサは簡単に水洗いや消毒ができます。 また、救急搬送時(救急車内等)・在宅妊婦健診時といった遠隔診療等の特殊な場面でも活用されています。
日本、タイ、ミャンマー、カンボジア、ブータン、フィリピン、ルワンダ、
南アフリカ、ザンビア、モナコ、コンゴ民主共和国、ケニア、UAE、モロッコ、エジプト
付属タブレット 1式
※同時提供品として、制御ソフトウェアを付属タブレットにインストールしてご利用下さい。
※付属タブレットは、弊社指定機種となります。
【付属タブレット推奨環境】
OS:Windows10, iOS
保存領域:100MB以上空き容量があること
メモリ:2GB以上
その他:Broadcom社製またはCypress社製Bluetoothチップが搭載されていること、IEC62368-1 または IEC60601-1認証品であること
販売名称 | 分娩監視装置 iCTG |
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型名 | MI1001A |
医療機器認証番号 | 230AFBZX00024000 |
一般的名称 | 分娩監視装置 JMDN 37796000 |
種別 | 器械器具21 内臓機能検査用器具 |
クラス分類 | 管理医療機器(クラスII)特定保守管理医療機器 |
自らが所属する医療機関、薬局等において使用することを目的とする場合を除き、情報提供者に無断で複製、転載、頒布する等の行為を禁じます。
添付文書情報の内容については、お問合わせ下さい。
アイビューワーエムは、iCTGから送られてくるCTGグラフを複数同時に画面に表示する、iCTGビューワーのマルチ画面版です。クラウドでの運用に特化することで、高額な専用ハードウェアを不要で、複数画面閲覧環境を低コストで導入可能にしました。工事不要・既存の設備ですぐに運用ができます。
※既にお持ちのインターネットに接続されたPCと大型モニターを使用することで、新たなサーバ設置コストや院内ネットワーク工事費用が不要となります。「iViewerM」用に、新しいPCと大型モニターを設置いただく事も可能です。 インターネット接続、VPN接続する費用はお客様の負担となります。※「iViewerM」は、「モバイル"分娩監視装置 iCTG"」の画面を閲覧するためのビューワー であり、アラーム機能などを有するセントラルモニタ(医療機器)ではありません。
遠隔計測や救急対応時でもデータの見逃しを防ぎます。計測開始時に予め登録したメールアドレスにメールが配信され、そのメール上のURLをクリックすることでCTGグラフを確認できます。救急搬送時には、メールを搬送先医療機関に転送することで、搬送中のCTGグラフを共有することが可能となります。
※メール送信サービスはクラウドサービスに含まれております。