分娩監視装置 iCTG
周産期医療の新しいカタチをサポート
いつでも どこでも
小さくてスマートなモバイル型CTG。
ふたつのトランスデューサからなる ワイヤレス/モバイル分娩監視装置。
いつでもどこでも母子の健康状態を把握できます。
6つの“S”が忙しい医療現場を 優しくサポートします。
Small小さくて、軽くて、コードレス
妊婦さんのストレスも軽減。トランスデューサの重さはスマートフォン程度。完全コードレスなのでタブレットやスマートフォンを院内Wi-Fiや3G/4Gネットワークに接続すれば妊婦さんの院内移動は自由です。
※制御用タブレット(スマートフォン)は本体と一緒にお持ちください。
Smartタブレット表示でペーパーレス
CTG操作、表示は手軽なタブレットを使用。計測データはスムーズにスクロールして確認でき、医師の素早い判断をサポートします。また、CTGグラフはワイヤレスネットワークを経由してどこでも閲覧出来ます。手元のPC、タブレット、スマートフォンなどで専用アプリかWebブラウザ上で閲覧可能で、機種を選びません。また医療従事者の手元のスマホやPCに、計測開始と共にデータをメールで送信し、リアルタイムで確認することが出来ます
Simple胎児心拍を探すのも簡単
ハート型の胎児心拍計からトクトクトクと胎児の心音が聞こえるので直感的に胎児心拍の位置を特定できます。(特許取得済)
感染管理区域での妊婦モニタリング時に、妊婦が自分で装着(医療従事者の指導のもと)できるので、医師や看護師と患者との接触を低減出来ます。また、在宅での妊婦モニタリングも、簡単な指導だけで、妊婦自身が比較的容易に装着することができます。
Safe連続使用時間が10-13時間に容量UP(FHR)
心拍計は1時間程度の充電で10時間程度の連続計測が出来ます。心拍音をオフにすると13時間程度の連続計測が可能です。長時間/双胎用を導入いただき、交互に使っていただく事で、24時間を超える長時間計測も可能となります。(陣痛計は24時間程度の連続使用が可能です)
※長時間の分娩には電池の残量をお確めください。
Secure計測データはサーバに長期保管
データサーバ(院内またはクラウド)にセキュアに保存できるので、医療データの保管管理も安心です。弊社クラウドサーバーを利用の場合は、13年間保管されます。大量の計測紙の管理やコストに煩わされることもありません。紙のデータが必要な場合も、通常のプリンターに繋がったデータ閲覧用PCを使えば、必要なページのみをプリントしてカルテと共に保存可能。普通紙を使えば、感熱紙のように貴重なデータが長期保存で消えてしまうこともなく、用紙のコストも大幅に削減できます。
Smooth手元のスマートフォンにデータを送信
データはリアルタイムで、Wi-Fiやインターネット経由で医師の手元のスマートフォンやタブレット、診察室・ナースステーションのPCやタブレット等に送信され、専用アプリやブラウザで簡単に確認できます(Melody i クラウドサービス契約が必要です)。忙しく移動する医師の時間を効率的に運用可能です。院内ネットワーク工事が不要で、導入したその日から複数箇所での閲覧が実現します。
モバイル分娩監視装置 iCTG
標準提供内容
- 超音波トランスデューサ 1個
- 陣痛トランスデューサ 1個
- 充電用ACアダプタ 1個
- 充電用分岐ケーブル 1個
- 充電用変換アダプタ 2個
- 制御用ソフトウェア 1式
同時提供品(医療機器ではありません)
- 付属タブレット 1式
- ※同時提供品として、制御ソフトウェアを付属タブレットにインストールしてご利用下さい。
- ※付属タブレットは、弊社指定機種となります。
【付属タブレット推奨環境】
OS:Windows10, iOS。
保存領域:100MB以上空き容量があること。
メモリ:2GB以上。
Broadcom社製またはCypress社製Bluetoothチップが搭載されていること。
IEC62368-1 または IEC60601-1認証品であること。
仕様
販売名 | 分娩監視装置 iCTG |
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型名 | MI1001A |
医療機器認証番号 | 230AFBZX00024000 |
一般的名称 | 分娩監視装置 JMDN 37796000 |
種別 | 器械器具21 内臓機能検査用器具 |
クラス分類 | 管理医療機器(クラスII) 特定保守管理医療機器 |
JANコード(分娩監視装置iCTG):単胎用/4580604410017 双胎用/4580604410024
「つながる」医療機器をより便利に
分娩監視セントラルシステムCentral i
分娩監視セントラルシステムCentral i:Central iは、iCTGから送られてくるCTGグラフを複数同時に画面に表示する、セントラルモニタ用プログラムです。クラウドでの運用の場合は、院内に高額な専用サーバーを設置不要で、ネットワーク工事(院内Wi-Fi利用)なしで、短期間で低コストの導入が可能です。院内のみでオンプレミスサーバーを設置しての従来型の運用も可能です。
・同時に閲覧できるグラフ数・表示方法は自由設定が可能
・最新版のJIS規格アラームに対応
・看護記録の登録・編集をグラフのタイムライン上に記入
・閲覧可能 ・妊婦さんの過去データも簡単表示。院内・院外でデータを共有
・3省2ガイドライン準拠の高いセキリュティ。さらにVPNの活用で万全です
院内ネットワークの構築から、インターネットを経由した広域セントラルの構築も可能です。周産期センターにCentral i を導入し、提携するクリニックに分娩監視装置iCTGを導入すれば、救急搬送時の胎児モニタリングも含めた周産期地域連携ネットワークの構築が実現できます。
◪ 「Central i」の特徴
・産婦さんの状態を「いつでも・どこでも」見守ります
従来の「分娩監視装置iCTG(以下「iCTG」)」のリモート閲覧には、1. 専用App「iCTG Viewer」による閲覧、2. ウェブブラウザーを使った閲覧、3. E-mailのリンクからの閲覧、と手軽なリアルタイムモニタリング機能を提供してきました。しかしながら。「複数画面を一覧でモニターしたい」「リモート閲覧でアラームを聴きたい」との声があり、この度新たに母体胎児集中監視システムとして「分娩監視セントラルシステム Central i(以下「Central i」)」をリリースいたしました。「Central i」は、セントラルモニタ用プログラムとして、医療機器の認証を取得し、医療の産科医療の現場を支えるスマートなプログラム医療機器です。
病室や外来そして連携クリニックや在宅から送られてくる複数台の「iCTG」のデータをクラウドサーバー経由で病院内の「Central i」にて一括してモニタリングが可能となります。
・オンプレミス(院内設置)タイプでの運用も可能
「iCTG」の在宅やリモートでの運用が不要で、院内だけでのネットワークで使用される場合は、オンプレミスサーバーでの運用も可能です。院内Wi-Fiネットワークが使用出来ますので、新たに有線ネットワーク工事をしなくても、比較的簡単に導入が可能です。
・プログラム医療機器なので導入が簡単
従来のように、病院内に大型のサーバーを設置してネットワーク工事をする必要が無く、インターネットに繋がる環境さえあれば、すぐに運用を開始出来ます※。「ネットワークの端子が来ていない病室では計測ができない」「院内の配線工事にお金がかかる」という声に応えて、院内Wi-Fiやモバイルネットワークによる接続で、計測する場所や閲覧する環境を選びません。ノートPCや大型モニターを繋いだデスクトップPCで、ウェブブラウザーからCTGグラフを集中監視が可能となります。
※クラウドタイプの場合
・アラーム機能搭載(JIS規格準拠)
最新のJIS規格に準拠したアラームを「Central i」のリモートモニター側で鳴らすことができます。オプションで、回転灯を設置することで、アラームを見逃さない運用が可能となります。「音量が小さい」と気になる方は、外付けのスピーカーを接続するなど、決まったハードウェア構成にしばられないことも、プログラム医療機器のメリットです。
・同時に閲覧できるグラフ数・表示方法は自由にカスタマイズが可能
分割画面をクリックすると別のタブで全画面に拡大されます。
同時監視する最大数で画面分割しておけば、データが入ってきた順に画面を分割したり、並列に並べてスクロールしながら見ることも可能です。
・計測終了後の過去データも簡単表示
計測終了後のデータは、画面下部に格納され、いつでも呼び出すことが出来ます。
タップすれば、新しいタブとして全面に拡大されて、スムーズにスクロールしながら見ることが可能です。
・様々な場所でタブレットひとつで閲覧可能 設置・持ち運びも簡単
タブレット端末から閲覧することができます。
専用のモニターを設置する必要がないので工事が不要となる上に、持ち運ぶことも簡単で、運用の幅が拡がります。
・看護記録・SOAPの登録・編集をグラフのタイムライン上に記入・閲覧可能
患者ごとに看護記録やSOAPを記入することができます。
記入した看護記録・SOAPはタイムライン上のグラフや個別表示したグラフの下部に表示されます。
販売名 | 分娩監視セントラルシステムCentral i |
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医療機器認証番号 | 305AFBZX00102000 |
一般的名称 | 38470012 セントラルモニタ用プログラム (クラスⅡ) |
メール送信クラウド
遠隔計測や救急対応時でもデータの見逃しを防ぎます。計測開始時に予め登録したメールアドレスにメールが配信され、そのメール上のURLをクリックすることでCTGグラフを確認できます。救急搬送時には、メールを搬送先医療機関に転送することで、搬送中のCTGグラフを共有することが可能となります。
※メール送信サービスは「Melodyiクラウドサービス」に含まれております。