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【お知らせ】南アフリカで実証テストと市場性調査を実施

南アフリカのプライベート・ホスピタルにて、プチCTG海外版の実証テストと、市場性調査を行ってきました。
昨年の訪問では、公立病院のニーズに関して調査しましたが、今回は都心部ではかなり高いレベルのケアを提供しているプライベート・ホスピタルを訪問しました。

南アフリカは、アフリカ大陸内では最も発展した国家ですが、プライベート医療とパブリック医療の差が激しくなっています。プライベート・ホスピタルでは、全て高額な自費診療か自費による医療保険によってまかなわれており、対GDP費の医療費は欧米諸国並み、BRICSでは群を抜いていますが、その半数は私的費用によるものです。医療保険(メディカル・スキーム)が発達しており、より効率的な運用のために、医療のIT化やデータのデジタル化が求められています。
パブリック・ホスピタルでは、無料または低額の診療費ですが、なかなか行き届かないのが現状です。
現在南アフリカでは、NHI(国民皆保険制度)の制定に向けて、着々と準備が進められています。

今回の渡航で、アフリカ大陸の周産期医療の改善に向けて、大きな一歩を踏み出すことが出来ました。「飛び出せJapan!」の事業は今回で終了しますが、医療現場のニーズや市場性を見極めた上で、引き続き取り組んでいきたいと考えております。